天使とは
天使とは日本ではキリスト教の宗教画などで目にする機会が多いかと思いますが、いったいどんな役割を持ったものなのでしょうか。
天使はギリシャ語のAngelosが語源となっており、伝令、使者を示す存在とされています。
それがアルファベット圏にてAngelと呼ばれるようになったのです。
天使は語源の伝令という意味からも取れるように、神の使いとされています。
神が下界の人間に直接その意を伝えるということはありません。
そのため、神の意思の伝令のための意識体として下界にお使いに来るのが天使なのです。
キリスト教では、天使も神の天地創造の際に火より創造された存在とされています。
天子の存在は普段は天界にあり、伝令の命を受けた際にのみ下界へと降りてきます。
天使は神の伝令という役割を担っていることから、神聖なものとしてとらえられており、宗教画や彫刻などの芸術においても多くモチーフとなっています。
天使の存在の確立は古く、旧約聖書においてもその存在が確認されていますが、神からの伝令を伝える天界と下界のメッセンジャーという役割のほかには明確な描写はなく、新約聖書から現在のイメージである天使の描写が多く登場しているようです。
天使は神からの意思を伝えるための伝令兵のような役割を持っているということですが、この神の意思に反して己の意思を通す天使もまた存在します。
これが一般には神に背いた堕天使と呼ばれる存在です。
堕天使は天使として生まれながらにして、神の意思に背き反逆したとして天界を追放された存在とされており、場合によっては悪魔と同列とされることがあります。